行政書士
行政書士は昭和26年2月に制定された行政書士法に適合した国家資格を有する者で、主となる業務内容は他人からの依頼によって官公庁に提出しなければならない許認可などの申請書類を作成したり、提出手続きの代理や遺言書などの権利義務や事実証明および契約書の作成を行なって報酬を得るものです。
現代の行政においては福祉行政が重要視され、国民の生活と行政との間には関連する項目が多数に及ぶため、市区町村で暮らす住民やその代理人が官公庁に出向いて必要書類を提出しなければならない時代となりました。
さらに、複雑で変化に富んだ社会生活のなかでその書類を作成するのに相応しい高度な知識も必要とされます。行政書士がこれらの書類などを速く正確に作成することによって日常生活におけるさまざまな権利や利益、行政面における公益的利益が守られるため、行政書士の社会的地位や必要性はますます高くなります。
行政書士は法律の専門資格のなかでも司法書士や弁護士と同じく幅広い業務範囲が適用され、国民の生活に密着した「町の法律家」としてのサービスを提供することが必要とされており、高い倫理観と職務にあたることが要求されます。
また、行政書士が日々の業務のなかで身につけなければならない徽章にはコスモスの花弁に行の字が配置されており、日本行政書士会連合会がモットーとする調和と真心が込められています。
言い換えると、行政書士は社会調和に努めながら国民と行政とのパイプ役として国民が営む生活の向上と社会の日々繁栄のために尽力することが使命となるのです。